栗原市 栗駒山麓ジオパークで体験!

自然災害はなぜ起こる?
わかりやすく防災・減災を学ぼう

一般社団法人 栗原市観光物産協会

栗駒山麓ジオパーク(栗原市)は宮城県北部に位置し、市内北部に標高1626メートルの栗駒山、東部にはラムサール条約に登録されている伊豆沼・内沼が広がる自然豊かな地域です。細倉鉱山などの近代化産業遺産群、長屋門がおりなす素朴な農村風景、風土が育んだ伝統文化などが今も伝えられ、地域の大切な資源として後世に受け継ぐ取り組みが行われています。

一般社団法人 栗原市観光物産協会からのメッセージ

栗原市では、「平成20年岩手・宮城内陸地震」で被災した栗駒山麓崩落地の地形・景観と四季折々の美しい自然、食や文化などの観光資源を結びつけて、ジオパークによる地域づくりに向けた様々な活動を展開しています。栗駒山や伊豆沼・内沼などに代表される自然景観、栗駒山を源流とする迫川水系、さらには迫川の氾濫によって形成されてきた田園地帯。そして火山の麓ならではの鉱山、温泉といった大地の恵み。すべてがジオ(地球)とのつながりの中に存在し、栗原にあるべき風土として定着しています。私達は、これらの資源を活用した教育旅行の取り組みをご提案し、子ども達の探究心と、楽しい思い出作りをサポートします。

栗原市
PR担当主事
ねじり ほんにょさん

  • (ふるさと学習の面)
    恵まれた環境条件の中で発展し続けた栗原の地域文化の見学・体験を通じ、自分たちの暮らしが、自然環境と深く結び付いているという気付きを与えます。
  • (防災・減災学習の面)
    栗駒山麓では、過去の地震により大規模な山地災害が起こり、また平野部ではこれまで何度も洪水災害が発生してきました。栗駒山麓ジオパークでは、ジオガイドとともに歩いたり、マシンを使って山地災害のシミュレーションを行ったりすることで、分かりやすく防災・減災学習を行うことができます。
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1自然学習

1. 栗駒山登山、トレッキング体験
四季ごとに移り変わる栗駒山の自然を楽しみながら、山歩きを行います。友達同士で声を掛け合いながら登る栗駒山登山や、見慣れない高山植物の宝庫世界谷地でのトレッキングを行うことができます。山岳ガイドによる丁寧な解説、安全管理も行います。
●栗駒山中央コース(往復)約6km/約4時間
●東栗駒コース(往復)約8km/約5時間
●世界谷地トレッキング 約2km/約1時間
●リバートレッキング(要相談)
2. ラムサール条約湿地伊豆沼・内沼環境保全・保護について考える
伊豆沼・内沼は、常に周辺の自然環境や人々の生活による影響を受けています。その理由について、沼の水生植物、生き物との触れ合いを通じて考えていきます。沼に生息する昆虫や動物に触れながら、環境の保全や保護について考えを深めることができるプログラムです。
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
【入館料】無料 【開館時間】9:00〜16:30
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜31日

2防災・減災学習

1. 栗駒山麓ジオパーク 震災の爪あとから学ぶ
日本最大級の規模となった荒砥沢地すべりや道路の崩壊現場などを、ジオガイドとともにめぐります。なぜ地震が起こるのか?なぜ山は崩れるのか?といった疑問を、フィールド学習や体験プログラムを通じて紐解いていきます。普段は写真でしか見られない自然現象を、じかに目にすることができる貴重な体験です。
  • 【料金】1時間あたり2,000円(応相談)
  • 【時間】1~2時間
2. 過去の大地震を体感してみよう
栗駒山麓ジオパークとも連携を図る「栗原市防災学習センター」では、様々な体験が可能です。過去の大地震の揺れを体感する装置や、火災の疑似体験装置などを活用するので、実際の災害発生時のイメージが掴みやすいのが魅力。また、災害への備えに関する学びも行います。
栗原市防災学習センター
【料金】無料 【人数】40名 【利用時間】9:30~16:00
【休館日】月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌日) 年末年始(12月28日から1月4日)
【予約】事前に電話等で確認が必要です。 3ヶ月前から予約できます。
40名以上の場合はお問い合わせ下さい。

3産業に関する学習

1. 細倉鉱山の歴史をたどる
くりはら田園鉄道や細倉マインパークなどの「細倉鉱山関連遺産」は、近代化産業遺産群として経済産業省より認定されています。鉱山によって栄えた細倉の歴史、現在は馴染みのほとんどない鉱山における仕事について学ぶことができます。
細倉マインパーク
【入館料】大人460円、中高生360円、小学生300円
【休館日】火曜日(祝休日は翌日)及び年末年始
※詳細についてはお問い合わせ下さい。

4生活にまつわる学習

1. 栗原市の農業体験
栗原市は肥沃な土壌と豊富な水を活用し、県内有数の米どころとして栄えてきました。以下のような農村ならではの体験を通じ、日本の農業への理解を深めていきます。
●田植え・稲刈り・ほんにょづくり体験
●もちつき体験
2. 戦後開拓地の生活を学ぶ
標高500m程の高地にある栗駒耕英地区では、栗駒山が育む清らかな水を活用して岩魚の養殖を行っています。岩魚の養殖池やさばく様子の見学。耕英地区の方から地域の歴史についてお話を聞く中で、地域の特性を活かして生きる人々の生活について学びます。
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お問い合わせ

一般社団法人 栗原市観光物産協会

TEL. 0228-25-4166 FAX. 0228-25-4182

住  所
〒989-5612 栗原市志波姫新熊谷284-3(JRくりこま高原駅内)
アクセス
仙台駅からくりこま高原駅まで新幹線で25分、仙台駅から車で60分(東北自動車道築館ICから車で10分)、平泉から車で40分(東北自動車道若柳金成ICから車で10分)、日本三景松島から車で65分
e-mail
kurihara-kb@grace.ocn.ne.jp
ホームページ
https://kurihara-kb.net/

受入人数目安
各プログラムを組み合わせることで広く対応可能
受入実績
小学校、中学校の受入実績あり。民泊実績あり。
安全・安心対策
  • ・ 緊急時における連絡体制の整備
  • ・ 緊急時における避難体制の整備
  • ・ ジオサイト見学時は、栗駒山麓ジオガイド養成講座を修了したジオガイドが案内
  • ・ プログラムの内容に精通した地元の名人・達人が指導
  • ・ 各プログラムには必要に応じてコーディネーター(担当者)が同行

その他の周辺施設

一般社団法人くりはらツーリズムネットワーク

http://ktnpr.com/

TEL. 0228-24-8588
FAX. 0228-24-8588

住  所
〒989-5504
栗原市若柳字上畑岡敷味45
e-mail
kurihara.tn@gmail.com

くりこま高原温泉郷 ハイルザーム栗駒

http://www.eeonsen.com/

TEL. 0228-43-4100
FAX. 0228-43-4001

住  所
〒989-5371
栗原市栗駒沼倉耕英東50-1
e-mail
mail@eeonsen.com
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