最終更新日:2023/11/22
歌津寄木浜に古来から伝わる伝統行事で町の無形民俗文化財に指定されている。地区の子どもたちが、大漁や海上安全を祈願して各家を廻り、唄い込みを行う。
◆開催日/令和5年1月15日(日)
◆時間/13:00頃~20:00頃
◆場所/寄木漁港、南三陸町歌津寄木地区各戸
<寄木ささよ>
寄木浜に古来から伝わる小正月行事で、町の無形民俗文化財に指定されている。大漁を祈願して行われる「かせどり」の一種で百数十年の歴史があるといわれている。唄い込みの囃ことばから「ささよ」という名称が付けられた。
地区の子供たちが揃いの法被姿で、船揚場に並び大漁旗を先頭に地区内へと繰り出し、各家の庭先で大漁を祈願して唄い込む。家々ではお神酒とご祝儀が用意され、お神酒を旗竿の根元に注ぐとさらに一段と高い声で唄い込む。年長者の子が大将となり、頂いたご祝儀を最後に皆に分配する。この分配は船頭が船子に漁獲高を分けるまねごとで、こうした習慣を身につけながら大人への仲間入りをするのだという。
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