最終更新日:2024/11/11
~火難除け・五穀豊穣と家内安全を祈願する勇壮な男たちのまつり~
初日の午後に八幡神社境内に竹と藁で御小屋をたて、12束の藁で燈籠を作る。夕方、藁燈籠に火を点け、その燃えかたで月々の作物の出来具合を占う。夜中の午前2時ごろ、「宿」に集まった地元の若者は、裸に鉢巻き腹帯姿に草鞋履き。2組に分かれ、それぞれが酒を満たした手桶と木盃を持ち、松明をかざし八幡神社に参り火難除けと豊作を祈願する。その後、各戸を巡り草鞋のまま居間に上がり、手桶の酒を主人にふるまう。地区内に新しく嫁いだ家では嫁の顔に墨をつけて酒をすすめる習わしがある。
頃合いをみて若者の頭が御小屋に火を点けて祭りは終焉を迎える。この御小屋が燃えるさまから「焼け八幡」の名称がついたという。
◆開催日/令和7年1月11日(土)・12日(日) 予定
◆場 所/加美町宮崎柳沢地区・八幡神社
◆交 通/東北自動車道・大和ICまたは古川ICより車で40分。
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