最終更新日:2024/10/18
御本尊の不動明王は国の重要文化財に指定されており、拝観は事前に申し込みが必要。
大祭では五穀豊穣や家内安全などを祈念して大祈祷が行われる。
◆開催日/2023年10月27日(金)・28日(土)<毎年同日>
◆場 所/横山不動尊
◆交 通/JR気仙沼線・BRT陸前横山駅より徒歩10分。三陸自動車道・桃生・津山ICより車で10分
【横山不動尊】
日本三不動の一つに称され、国の重要文化財に指定されている不動明王御本尊は、平安時代後期の作と伝えられる。高さ約5mの木造の不動明王の胎内には高さ約10㎝の黄金の尊像が納められており、この像は保元の頃(1156~1158年)に百済国から渡来したもので、この尊像を横山の中の森山中央(現・不動尊奥の院)に祀ったのが横山不動尊の始まりと伝えられる。胎内の尊像は12年に1度、酉年の春祭にのみ御開帳される。
境内に建つ青銅五重塔は、明和3(1766)年の建立の県指定文化財。
毎年9月末になると塔の周囲付近には淡紅色の花を開く秋明菊が咲き乱れ、いっそう優美な姿を演出する。境内全域が三陸復興国立公園に指定され、池に生息するウグイも天然記念物である。
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