最終更新日:2024/05/01
藩政時代の物々交換が始まりといわれる「互市」。県北地域にはその風習が各地に残り、春と秋に開催されることが多い。
ここ築館地区の「築館互市」は、地区のシンボルであり県指定天然記念物「姥杉」のある杉薬師堂の参道で杉薬師双林寺の縁日に開かれるようになった。
道路沿い300メートルにわたり竹製品や桶などの日曜雑貨をはじめ季節の花、苗木、農産加工品などさまざまな店が30~40軒、ちょっとした縁日気分が味わえる。まとめて求めると安くしてくれる店もあり、売り手と買い手の掛け合いもまた面白い。
露店から漂う香りや人々の会話など、歴史に育まれた互市はいにしえの文化を伝えてくれる。
◆開催日(杉薬師双林寺縁日 5・10月)
□春の部:2024年 5月8日(水)・9日(木)
◆時間/9:00~16:00
◆場所/栗原市築館上町地区 築館薬師通り・杉薬師参道前
◆交通/JR東北新幹線・くりこま高原駅より車で約15分。東北自動車道・築館ICより車で約5分。
JR東北新幹線及びJR陸羽東線・古川駅よりJR東北・一関行き行きまたは宮城交通バス・築館行きで40分、JRバス東北築館駅下車後徒歩5分。
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