最終更新日:2023/09/29
定禅寺通りは宮城の玄関口である仙台駅からも徒歩圏内という便利な立地にあり、季節によって異なる顔を見せてくれるスポット。今回は、その定禅寺通りのシンボルであるケヤキ並木を眺めなら、カメラを片手に散策したくなるような仙台のおすすめスポットと、気軽に立ち寄れる定禅寺通りエリアのカフェ・レストランをご紹介します。
定禅寺通りのシンボル 〜ケヤキ並木のトンネル〜
定禅寺通りは、春夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色やイルミネーションのイベント光のページェントが開催され、どの季節に訪れても違った魅力を楽しめる場所。屋外には彫刻作品も展示されており、約700mの通り沿いをゆっくりと散歩しながら、ケヤキ並木のトンネルや街のアートを鑑賞することもできます。仙台の代表的な光景と言えば、定禅寺通りの風景を思い浮かべる方も多いかもしれません。
モダンな建築が目を引くせんだいメディアテーク
まず、定禅寺通りのフォトウォークの際に向かってほしい場所は、ガラス張りのモダンな建築が目を引く《せんだいメディアテーク》。ここは情報・文化の発信地で、仙台市の図書館も併設されており、地元の人たちも集まる場所。せんだいメディアテークの建物は、国際的に有名な建築家、伊東豊雄さんの作品で、外観・内観ともにガラス越しに光が入る雰囲気が美しく、広々としたモダンなデザインが特徴的な空間。光をうまく取り入れながら、カメラを構えてみると、この空間ならではのユニークな写真の切り取り方ができると思います。
個人的にせんだいメディアテークのおすすめ撮影スポットは、やっぱり一面のガラス窓から差し込む光と影が映し出される場所。
建物内を歩きながら、光と影を見つけては、ついついカメラを構えたくなるような空間です。
仙台の秋の風物詩 〜定禅寺ストリートジャズフェスティバル〜
私が訪問させていただいた時は、定禅寺ストリートジャズフェスティバルが開催されていて、せんだいメディアテークもその会場のひとつとなっていました。今年の定禅寺ジャズフェスのポスターもおしゃれです。
仙台の人たちにとっての秋のお馴染みの音楽祭《定禅寺ストリートジャズフェスティバル》。私の周りではみんなが「ジャズフェス」と呼んでいて、秋のはじめに街中で音楽が聞こえると秋の訪れを実感させてくれるのがこのお祭り。定禅寺ジャズフェスは、定禅寺通りをはじめとした仙台の街全体がステージとなり、ケヤキ並木の下で街中の人が様々なジャンルの音楽を楽しみます。
定禅寺ジャズフェスは毎年秋に開催される音楽祭なので、ぜひ秋の宮城旅行の際には日程もチェックしてみてください。
せんだいメディアテーク公式HP https://www.smt.jp
せんだいメディアテークを見学・取材の方は、こちらのページもご参照
https://www.smt.jp/info/visit/
定禅寺ストリートジャズフェスティバル https://www.j-streetjazz.com
定禅寺通りエリアで休憩がしたくなったら?定禅寺通りのおすすめカフェ・ランチスポット
ここからは、定禅寺通りのフォトウォーク中に、気軽に立ち寄ることができる定禅寺通沿いのおすすめカフェ・ランチスポットをご紹介します。
和菓子《まめいち》
せんだいメディアテークのお隣りのビルの2階にあるのは、和菓子《まめいち》さん。こちらのお店にはカフェスペースも併設されていて、仙台出身の和菓子職人さんが作られる素敵な和菓子をお店でも楽しむことができます。
お店のカフェスペースは、定禅寺通りの方からキラキラと太陽の光が差し込む空間に心を奪われました。
まめいちさんの和菓子は、まるで絵本の1シーンが表現されたような可愛さがあり、目の前に運ばれてくると、周りからも自然と「可愛い!」という声が聞こえてきます。
メニューのイラストからもお店の温かい雰囲気が伝わってきます。
この時は定禅寺ジャズフェス開催期間中で、イベント期間限定メニューのコーヒーフロートもありました。まだ残暑もある時だったので、冷たいコーヒーフロートでリフレッシュ。
もちろん持ち帰り用の和菓子や焼き菓子も店頭に並んでいるので、ご自宅用に美味しいお茶菓子を買いたい方にもぜひ。
まめいち
公式HP http://wagashi-mameichi.com
Instagram https://www.instagram.com/kiyomameco/?hl=ja
Route 227s’ Cafe TOHOKU
今回の定禅寺通りのフォトウォークでランチにお邪魔したのは《Route 227s’ Cafe TOHOKU》さん。こちらは定禅寺通り沿いの勾当台公園の一角にあり、東北227市町村の魅力を発信しながら、東北各地の食材を使ったお料理を楽しめるお店。カフェ利用だけでなく、しっかりお食事も楽しみたいという時にもピッタリです。
勾当台公園の一角にあり、開放的で気軽に立ち寄れる雰囲気もおすすめの理由のひとつ。定禅寺通りの景色を眺めながら、天気の良い日にテラス席で東北各地の名産を使ったお料理やお酒をいただくのは嬉しい時間です。
今回は仙台味噌風味のデミグラスソースハンバーグと使ったハンバーグ、いぶりがっこタルタルのチキン南蛮プレートをオーダー。
地域の食材もお料理にマッチしていて、一口いただくと笑みが溢れます。バランスよく色々なお料理が可愛くお皿に並んでいて、目でも楽しめる素敵なランチプレート。
そして、ランチのおともには宮城県秋保の白ワインを。
Route 227s’ Cafe TOHOKUさんでは定期的に東北に関連したコラボレーションのイベントも開催されているので、ぜひイベント情報もチェックしてみてください。
Route 227s’ Cafe TOHOKU
公式HP https://route227.jp/concept
Instagram https://www.instagram.com/route227/
まとめ
定禅寺通りは季節ごとに様々な顔を見せてくれる仙台の中心スポットで、カメラ好きの人たちにはぜひフォトウォークにもおすすめしたいエリア。建築やアートだけでなく、地元のグルメなども楽しめる場所なので、定禅寺通りでの散歩は素敵な仙台での時間の過ごし方だと思います。定禅寺通りのフォトウォークを計画してみませんか?
この記事のライター
ニックネーム/Yuka 旅と写真で非日常を写し出す。カメラと国内外の街歩きを通して、心豊かな旅とライフスタイルを発信するトラベルフォトグラファー。宮城県仙台市出身。現在は県外在住で、県外からでも訪れたい上質で美しい宮城の魅力をお伝えしていきたいと思います。 |
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