最終更新日:2023/10/17
宮城蔵王キツネ村は、キツネが放し飼いにされている中に入ることができる、世界でも珍しいキツネ専門の施設です。海外からの人気も高く、多くの観光客が訪れています。
野生のキツネは、人間にも感染してしまう寄生虫(エキノコックス)をもっていることが多いので野生のキツネには近寄らないようにと言われています。エキノコックス症になると治療のためには手術をうけなければならないなど危険なため、野生のキツネには近寄ったりもちろん餌付けを行ったりなどは危険です。
キツネ村ではエキノコックスを入れない、感染させない万全の対策を組み、場内のキツネたちは全て人工的に繁殖して慣らしたものであり、その他にも何重にもなる対策を行っているので今までの感染はゼロ(フリー)の実績があります。
キツネの生活の中に、「加えてもらう」感覚を味わえます!
そこら中にキツネがいて道端でも寝ている子、少し警戒している子、場内を走り回っている子など様々な姿が見ることができます。
また、キタキツネからギンギツネ、ホッキョクギツネ、プラチナキツネ、ホンドギツネ、十字キツネもいて、全部で6種約250頭のキツネを飼育しています。
(実際はもう少し離れて写真を撮っていますが、この距離です!)
野生のキツネは寄生虫をもっていることが多いです。人間にも感染する危険性が高いので、野生のキツネには近寄らないように、と言われています。
普段の生活では、触ることができないキツネに触れるというのは、世界的に見てもとても貴重な体験なのです!そのため、海外からいらっしゃる方も多いようです。
ただ、時間が限られていますので、キツネへのエサやり・抱っこの体験を希望して行く方は事前に確認をしておきましょう!
なんとキツネ村ではキツネだけではなく、うさぎやヤギ、ポニーにも会うことができます。私が行ったときに、まさか会えると思っていなかったのでとっても嬉しかったです。
✓ 入口付近では立ち止まらず、すぐに通過する
キツネたちの生活の中に入る、「エリア」があります。そのエリアに出入りする際にはサッと出入りし、すぐに通過しましょう。長く立ち止まってしまうと、キツネたちが密集し、後に入る方にも迷惑になってしまうので、サッと通りましょう。この部分は写真撮影も禁止になっています。
✓ 場内でキツネに勝手に触るのはNG
どの動物もそうですが、突然触られるとびっくりしてしまいます。キツネに勝手に触るのは咬まれる危険性もあるのでNGです。寝ていても近寄らないようにしましょう。触りたいときは、『抱っこ体験』で!
ü 通路以外の立ち入り禁止
キツネたちの生活に入るエリア内の舗装されている通路以外は立ち入り禁止です。また、石垣やベンチはキツネ専用なので注意!
ü キツネのエサやりは、専用のエサやり場で専用のエサを使用
放し飼いの中央部に、専用のエサやり場がありますのでエサをあげてみたかったらそちらに向かいましょう!(なお、平日はしていないようなのでご注意を!)指定されたところ以外でエサを与えてしまうと、キツネが人間に飛びかかるように学んでしまうそうです。
また専用のエサ以外を与えてしまうとキツネが病気になってしまったり、体調を崩してしまったりしてしまいます。
✓ 落とし物には注意
キツネは落とし物を壊して土の中に埋める習性があります。カウンターで貴重品を預かってくれるそうなので手荷物が多い方は事前に相談してください。
✓ エサを持っていると勘違いされないように
キツネはビニール袋の音やポケットから何かを取り出す動作に敏感です。エサと間違って飛びつかれる危険もあるのでポケットをごそごそする動作に気をつけましょう!
✓ 場内での座り込みの禁止
写真や動画の撮影などでついついキツネと同じ目線で長時間居座るのは危険です!キツネが集まっていたずらされてしまいます。また、撮影等の理由で過度にキツネに近づいたりすると自撮り棒を咬まれたり髪の毛を引き抜かれたりしてしまうので、近づきすぎず適度な距離を保ちましょうね。
✓ 服装にも気をつける
動物はひらひらしたり動いたりものに敏感なので、揺れやすいスカートやピアス、スリッパ・サンダル・ハイヒール、コートの後ろにヒモなど揺れる服を避けましょう!
スキニーなどピタッとしたものにスニーカーだと安心ですね!
✓ 子ども1人につき大人 1人様以上での同伴が必要
キツネ村では放し飼いキツネたちの生活の中におじゃまをします。どうしても転んでけがをしたり、咬まれてしまうお子さんもでてしまうからだそうです。
所在地:〒989-0733 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
連絡先:0224-24-8812
営業時間:9:00~16:30(最終入場16:00)(夏期)
9:00~16:00(最終入場15:30)(冬期)
※営業時間の切り替わりは毎年異なります。
冬期営業時間については、降雪した日や降雪量・気温の推移など予測が難しいので、
毎年変動があります。
休業日:水曜日 連休や祝日などは営業しているようですが、不安な方は直接お問い合わせください。
入場料:大人(中学生以上):1500円 現金支払い
小学生以下:無料(えさやりや抱っこ体験は別料金)
※ただし、子ども1人につき大人 1人様以上での同伴が必要です。
<仙台から>
車:仙台南I.C→白石I.C→キツネ村
<東京から>
車:東北自動車道/浦和I.C→白石I.C→キツネ村
新幹線:やまびこ/東京→白石蔵王→キツネ村
なお、JR白石蔵王駅・JR白石駅からキツネ村までバスが運行しているので公共交通機関で向かうこともできます!所定休日以外は毎日運行。 詳しくはタケヤ交通さままでお問い合わせください。
みやぎ蔵王山麓アクセス
時刻表 http://www.takeyakoutu.jp/miyagizao_sanroku_access.html
世界的に見ても稀なキツネ専門の観光地。春夏秋冬を通して様々なキツネの姿を見ることができます。キツネたちの生活の中に「おじゃまします」という感覚を持ち注意点を守り、楽しんでくださいね!
この記事のライター
ニックネーム/戸川はる 戸川はる(とがわ はる)と申します。現在28歳。 元塾講師で今はライターとして活動をしています。 食べることや体を動かすこと、温泉、写真を撮る、旅行、美術が大好きです! おいしいものと楽しいことを探して日々開拓しています♪ |
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