最終更新日：2024/09/04

トレーラーハウスで癒しの宿泊体験＆インスタ映えする女川の旅

 

 

女川町は、仙台から電車に乗って1時間半ほどで行くことができる港町です。

 

駅の周辺に観光スポットが集約されており、

さらに海や山などの自然を身近に感じながらゆったりと滞在を楽しむのに最適です♪

 

今回は女子旅の目線で、女川の魅力的な宿泊施設＆お店をご紹介していきます！

 

 

 

【ホテル・エルファロ】

 

 

まずご紹介するのが、JR女川駅から徒歩2分という抜群のアクセスを誇る宿泊施設、「ホテル・エルファロ」です！

 

32棟ある宿泊棟は、すべてが『トレーラーハウス』となっており、

滞在自体を楽しむことができるユニークかつとてもお洒落な女川観光の拠点の一つとなっています。

 

 

宿泊する際は、まずフロント棟に向かいます。

 

敷地内はカラフルなトレーラーハウスが小道に沿って並んでおり、

綺麗に手入れされた低木やハーブ、お花が植えられた中を歩いて行きます♪

 

夜になるとライトが点灯し、また違った幻想的な雰囲気になりますよ！

 

 

白い壁の建物がフロント棟になります。

 

こちらの広場にはフロント棟のほか、朝食を食べることのできる食堂など管理棟が集っており、

バーベキュー用品や釣り用具の貸し出しなどの各種アクティビティの受付もしてくれます！

 

バーベキューは特に人気ですので、ぜひ予約してみてください！

 

 

可愛らしいお魚モチーフのキーホルダーがついたルームキー♪

 

パステルカラーの色合いは、トレーラーハウスと同じ配色になっています！

 

 

さっそくお部屋に行ってみます♪

 

主に1つのトレーラーに2部屋の造りとなっており、

トレーラー同士は距離が保たれているので、

プライバシーもばっちりです。

 

 

こちらが「スタンダードルーム」になります。

 

室内はシンプルな白を基調として、木のぬくもりが感じられるゆったりとした空間になっています。

 

スーツケースを2つ広げてもまだまだゆとりがある広さです！

 

 

お部屋には基本的な家具と電子ケトルなどの便利な家電が揃っています。

 

歯ブラシやインスタントのコーヒー等の一部のアメニティはフロントに置かれており、

チェックインの際ご自身で必要なものを持っていくスタイルになっています♪

 

個人的にコーヒー・ほうじ茶・緑茶などの種類が豊富で嬉しかったです！

 

 

こちらは「ロフト付きルーム」になります。

 

３名様以上の宿泊や、お子さま連れのご家族におすすめです。

 

隠れ家のようなロフトスペースはお子さまに大人気で、

木のはしごも相まってログハウスに泊まるような非日常観が味わえます♪

 

 

女川駅から最も近い宿泊施設であるホテル・エルファロには、

全国からお客様が訪れます。

 

ご家族やグループで泊まられる方はもちろん、

一人旅やツーリングの旅の途中で立ち寄られる方など、

色々な目的で女川に来る方をスタッフの皆さんが優しくフレンドリーに受け入れてくれます♪

 

旅先での心温まる会話や現地の人との交流があると、旅行の楽しさが一段と増しますよね！

 

 

広々とした駐車場も完備されており、場所も分かりやすいのでとても便利です。

 

 

「エルファロ/El Faro」は、スペイン語で「灯台」を意味しています。

 

 

東日本大震災のあとの女川町で、町全体の再建の目処さえ付かない中、

多くの方々の支援や応援という「灯台」に導かれ、

2012年に新しくスタートを切ったこちらの施設。

 

女川で30年以上旅館業を営んできた被災事業者4社が集まり、

被災地初のトレーラーハウスの宿泊施設となりました。

 

そして、今度は自分たちが女川を含めた被災地の復興を照らす「灯台」になりたい、

という想いから名付けられたのが「ホテル・エルファロ」です。

 

お洒落で素敵な外観やトレーラーハウスというコンセプト自体に惹かれる方は多いと思いますが、

 

実際に滞在すると、明るく親切にお客様を迎えてくださるスタッフの皆さんの

「町や人びとを導く灯台でありたい。」

という背景にある強い想いが伝わってきました。

 

 

女川を楽しむ拠点として、またフォトジェニックに非日常体験を楽しむという意味でも滞在先にぴったりなホテル・エルファロ、

 

ぜひ一度訪れてみてください！

 

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[詳細情報]

 

住所：宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目1番地の2

Tel：0225-98-8703

アクセス：女川駅から徒歩2分

施設内容：

宿泊棟(32棟)、レストラン棟(3棟)、厨房棟(1棟)、

他フロント棟含む管理棟(4棟)

 

HP：https://hotel-elfaro.com

 

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【IL GABBIANO （イル・ガッビアーノ）】

 

 

ホテル・エルファロから駅をはさんで反対側には、多くの商業施設が集まっている「シーパルピア女川」があります。

 

軽井沢のハルニレテラスを設計した建築家が携わって造られたこちらの施設は、

ダークブラウンで統一されたデザインとなっており、

歩いて観て回るだけでも楽しい空間となっています♪

 

今回は、その中から楽しく滞在できてお腹も心も満たされるお洒落なお店を3つご紹介していきます！

 

 

本格イタリアンピザが食べられる「IL GABBIANO （イル・ガッビアーノ）」は、

女川駅から徒歩2分程で、シーパルピア女川の玄関口にあります。

 

 

店内はナチュラルな木のテーブルや椅子の他に、イタリア風のインテリアで飾り付けられています♪

 

 

メニューはおよそ30種類！

 

生地から自家製で作ってくれ、具材には東北の野菜をメインにイタリア産チーズなどこだわりのものがそろっています。

 

今回はトマトベース、チーズベース、オリジナルからそれぞれ

 

・塩気のあるアンチョビとシャキシャキの玉ねぎの甘みがマッチした「シチリアーナ」

 

・秋にぴったりの4種のキノコがふんだんにのった「クアトロ・フンギ」、

 

・女川のサーモンとモッツァレラチーズなどをレモン風味で仕上げた「女川産スーパーサーモン(銀鮭)のレモンクリームピッツァ」

 

をいただきました♪

 

 

ピザは直径26cmのワンサイズになります。女性ですと一枚で結構お腹いっぱいになる大きさです♪

 

 

特に女性に人気が高いというサーモンのピザ♪

 

焼きたてを食べられるので、とろとろのチーズとサーモンの柔らかさが格別です！

 

みみの部分のおこげも香ばしくてすごく美味しいです。

 

 

店内にはイタリアから取り寄せた本物の薪窯があり、こちらでピザを焼いてくれます！

 

ドーム状の窯で焼くことにより、生地の外側も中心部もまんべんなく加熱されるため、

表面はカリッと、中はモチモチとした食感のピザに焼きあがります。

 

 

全てのメニューでテイクアウトにも対応してくれます♪

 

その他、前菜としてサラダなども注文できますので、ゆったりとお食事を楽しむのにもぴったりです。

 

水産物のイメージが強い女川ですが、どの世代でも美味しく食べられるバラエティー豊かなピザ屋さんで

お洒落にご飯を楽しみたいときにはぜひお立ち寄りください！

 

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[詳細情報]

 

【IL GABBIANO （イル・ガッビアーノ）】

 

住所：宮城県牡鹿郡女川町女川2-60 シーパルピア女川A棟1-1

Tel：0225-24-8422

営業時間：        

月・火・木・金　11:30 - 15:00（L.O. 14:30）

17:00 - 21:00（L.O. 20:30）

土・日・祝日　　11:00 - 20:00（L.O. 19:30）

定休日　　　　　水曜日・第2、第4火曜日

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

アクセス：女川駅から98m

 

Instagram：https://www.instagram.com/ilgabbiano0424

 

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【ふらわ～しょっぷ花友】

 

 

お次は「ふらわ～しょっぷ 花友」で癒しのフラワーアレンジメントを見ていきましょう♪

 

こちらのお店はレンガ通りの道をシーパルピア女川の突き当りまであるいていったところにあります。

 

道の奥には海が見え、お店の前に置かれている爽やかなグリーンとのコラボレーションが素敵です！

 

 

店内は多様な切り花や観葉植物などの他に、園芸用品や店主さんセレクトのカラフルな雑貨も多く取り扱われています♪

 

窓の多い店内には陽の光が注ぎ込み、明るい雰囲気で商品の色鮮やかさが際立っています。

 

 

入り口から入って奥の方にはシャボンフラワーの商品がたくさん並べられていました！

 

お花ももちろんかわいいですが、インテリアになりそうな花器や小瓶などのアイテムも豊富で、

思わずきょろきょろしたり、気になるものをじっくり見たりとわくわくが止まりません♪

 

 

 

お店の一角にあるワークショップコーナーでは、

色とりどりの自家製のドライフラワーやプリザーブドフラワーを使ったキャンドル製品を作ることができます。

 

様々な種類のお花が用意されており、素材となるお花たちを見ているだけでもかわいくて癒されますね♪

 

ワークショップは要予約となっておりますので、ご興味のある方は事前に旅行の予定に組み込んでいってくださいね！

 

■Tel： 0225-54-3436

(休業日 第１・３・５木曜日)

 

 

おすすめはこちらの「キャンディアレンジメント」シリーズです！

 

花束をキャンディのように可愛らしく包んだとっておきの贈り物にぴったりの一品です♡

 

お花や包装紙の色合いに合わせて『いちごみるく』や『ラムネ』などこちらも可愛さ満載のネーミングがついていて、

シーンに合わせてお花を選んでもらうことができます♪

 

 

 

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[詳細情報]

 

住所：宮城県牡鹿郡女川町女川２－６１－１シーパルピア女川Ｄ棟１７号

Tel：0225-54-3436

営業時間：

月曜~土曜  9:00 - 18:00　

日曜祝日   9:00 - 17:00

定休日：第１・３・５木曜日

アクセス：女川駅から徒歩5分

 

Instagram：https://www.instagram.com/ichirinno_hana

 

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【みなとまちセラミカ工房】

 

 

最後にご紹介するのは、鮮やかなスペインタイルを使った商品が揃う

「みなとまちセラミカ工房」です！

 

場所は「ふらわ～しょっぷ花友」のすぐ裏手の広場にあります。

 

 

店内はカラフルな色彩であふれており、

壁や棚いっぱいにお洒落なタイルの商品が飾られています。

 

モチーフやデザインが個性的で、ハンドメイドが好きな方や人と被らないデザインのものが好きな人にはたまりません♪

 

 

人気の表札タイルとスペイン陶器の丸皿時計。

 

ひとつひとつ職人さんが作成しているこちらの商品は、

色合いやデザインが本当に多様で、

一枚一枚のタイルの中に丁寧で温かな世界観が広がっています♪

 

 

こちらでは本格的な絵付けを一から学ぶことができるコースや、

あらかじめ用意されたデザインから絵柄を選び、絵付けを体験できるワークショップも行っており、

 

自分だけのタイルを作る特別な時間を体験することができます！

（※要予約）

 

【みなとまちセラミカ工房HP】

https://www.ceramika-onagawa.com/school

 

 

お店の奥は工房となっていて、

絵付け職人の皆さんが実際に商品となるスペインタイルを一からデザインして作成しています。

 

ウェディング用品などオリジナルのデザインも受け付けてくれますよ！

 

 

実は、シーパルピア女川商店街を歩いていると、セラミカさんのスペインタイルがお店の外観に貼られているのが目に入ります。

 

これらのタイルは「メモリアルタイル」と呼ばれていて、

セラミカさんが主催する女川復興のための“メモリアル体験ワークショップ”に参加した方々から

女川町に寄贈されたものを、

2016年から毎年1回ずつ外壁に設置していき、

 

現在では2200枚ものタイルが街を彩っています！

 

 

更に、ホテル・エルファロのお部屋の表札に使われているのもセラミカ工房さんのスペインタイルです。

 

今の女川を知り、語るうえで避けられない東日本大震災と、そこからの復興において、

 

震災直後からこの色鮮やかなタイルが街の活気や人々の心の復興に

重要な役割を果たしてくれたというお話を伺いました。

 

 

明るく鮮やかなスペインタイルに魅せられた理事長の阿部さんが、

震災後に女川で立ち上げられた「みなとまちセラミカ工房」。

 

2013年にはNPO法人化し、現在も女川の街並みに明るさを取り戻すため、精力的に活動されています。

 

阿部さんを始め皆さんとてもやさしい笑顔が印象的で、

スペインタイルへの愛と訪れてくれる人へのおもてなしの気持ちを感じました！

 

お店のストーリーを知ってから訪れていただくとたくさん並んだタイルの素敵さが更に増すと思いますので、

 

ぜひお店の公式HPなどもご覧になってみてください！

 

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[詳細情報]

 

住所：宮城県牡鹿郡女川町女川二丁目7番地4　シーパルピア女川E-21

Tel：0225-98-7866

営業時間：通年9:00～16:00

          (年末年始休業12月27日～1月5日以外は年中無休)

平日　　　9:00〜18:00

土日祝日　9:00〜17:00

アクセス：女川駅から徒歩5分

 

HP：https://www.ceramika-onagawa.com

Instagram：https://www.instagram.com/ceramika_cobo

 

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いかがでしたでしょうか？

 

今回取材させていただいた中で、すべてのご担当者様が震災について言及され、

その出来事を含めて女川を知ってほしいという想いを語ってくださいました。

 

未曽有の災害から、世界的にも例を見ないほどの驚異的な復興を遂げた現在の女川町。

 

お洒落で魅力的な施設や風景の写真を見て、

「楽しそう！」と思ってお出かけしてくれる人が増えてくれるととても嬉しいですが、

 

それをきっかけに町の持つ稀有なストーリーをぜひ積極的に知ってほしいなと思いました。

 

 

実際に訪れてみて、若い人を含めて幅広い世代が生き生きと働き、

来る人をとても暖かくフレンドリーに迎えてくれる素敵な町、女川。

 

ぜひお気軽に＆たっぷりと堪能する計画を立てて遊びに行ってみてくださいね！

 

 

 

 

この記事のライター   ニックネーム／Sayu.S 本、自然、旅が好きなWebクリエイターです。絶景を求めて世界中を旅した経験から、自分が出会った素敵な景色や町を紹介することで東北の魅力を伝えたいと思っています。